はじめの零点五歩

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道行

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20日に叔母が亡くなって二日後
叔母の葬儀が行われる前に
叔父が後を追うように亡くなった

ずっとずっと
仲の良い夫婦だった
私たちが子供の頃から
叔父は母の妹である叔母が自慢で
「和子はこの世で一番綺麗で頭がいい」と
子供たちの前でのろけてみせた
叔母は
「とうちゃん、またバカ言って」と照れながら
それでもいつも叔父を気遣っていた

一人っ子だった私は
夏休みになると祖父母の家と
この叔母の家に一ヶ月間滞在していた
叔母が掛け合ってくれて
4人いる従姉妹達といっしょに
プールもラジオ体操も
自分の東京の学校ではなく従姉妹達の学校でスタンプをもらった

叔母は4人の子供と分け隔てなく
私を可愛がってくれて
時には叱られ
畑仕事や家の手伝いも従姉妹達と同じようにやらされた
今思えば姉の子供を長い間預かるのは
大変だったと思うが
その後成人してからも
叔父も叔母も変わりなくいつも腕を広げて迎えてくれた


叔母の葬儀は昨日の午後6時半からだった
そんな遅い時間の葬儀は初めてで式場が取れなかったからとのこと
でも
それは叔父が亡くなるのがわかっていた叔母が
その時間になるようにコントロールしていたのではないかと思ってしまった
なぜなら
叔父が亡くなったのが昨日の午前2時近く
死後12時間は葬儀が出来ないそうで
叔母の葬儀が早い時間だったら
二人一緒の葬儀はできなかったはずだから・・・

誰も予想していなかったが
そんなわけで
叔母は既に荼毘に付されていたけれど
急いで逝った叔父の柩と
待っていた叔母の遺骨が安置された祭壇で
二人一緒に葬儀となった

祭壇の写真も二人一緒
その前に飾られた晩年の二人の写真は
どれも手をつなぎ仲良さそうに一緒に写っていた

こんなことってあるんだな・・

二人一緒に旅立ちたかったんだよね

最後に和尚様が
「私は良かったと思っています」と
おっしゃっていましたが
私も悲しいけれど
これで良かったと思うのです

今日は叔父がちょっと遅れて荼毘に付されますが
きっと叔母は
すぐそこまで来ていて
二人一緒に向こうの世界まで道行と洒落込むのでしょう

行ってらっしゃい
向こうでみんな待ってます

叔父さん 叔母さん
ありがとうございました













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by emiemi0807 | 2017-07-24 11:40 | 思い | Comments(8)
Commented by taephoto at 2017-07-25 06:56
emiさん

もう何も言えません。
胸がいっぱいです。
叔父さま叔母様のご冥福をお祈りいたします。
Commented by aquaverde at 2017-07-25 22:36
御愁傷様です
このコスモスの写真好きです
明るいピンクの花だけれど
なんだか悲しい色ですね
合掌
Commented by emiemi0807 at 2017-07-25 23:05
> taeさま
ありがとうございます
叔父も叔母も二人一緒が良かったのでしょうね
自分の蝋燭の火を自分の意志で吹き消したような気もします
最後までカッコいい叔母たちでした

Commented by emiemi0807 at 2017-07-25 23:11
> aquaverdeさま
ありがとうございます
悲しいけれど最後まで連れ添った二人が
ある意味羨ましいと思いました
きっと向こうの世界に行く道中も
楽しそうに手をつないで行くのではないかと思います
Commented by ruunouta at 2017-07-26 01:28
こんばんは(*´ω`*)
ちょっと不謹慎なのかもしれないけど
感動しました・・・
ホントにそんなことがあるんですね~
きっと遠い遠い昔からお二人は魂で繋がってて
これからもまた転生して続いていくんだろうな~って思いました
残された人たちはね・・・寂しいですよね(´・ω・`)
でも和尚さんが言うように
きっとよかったんだろうなって思います

emiさん、お疲れさまでした(*´ω`*)
Commented by emiemi0807 at 2017-07-26 23:55
> ruuさま
本当にびっくりしました
そして私も感動しました
歳をとっても
いえ、歳をとったからこそ
お互いを大切に思うことが大事なんですね
私たちも一緒に向こうの世界へ行けたらいいね・・って
二人で話し涙しました。。。

Commented at 2017-07-29 19:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by emiemi0807 at 2017-07-29 23:04
> 鍵コメさま
こんばんは!
そんなことがお有りだったなんて・・
大変でしたね。。。そして、ご愁傷様でした。
長い人生、自分が望む望まないは別にしていろいろなことがありますよね。
でもそれには何らかの意味があるのかもしれないと思うこの頃です。

今のお仕事はきっと精神的にはかなりキツイお仕事なのではと推測しています。
様々な思いを受け止めながらの毎日なのでしょうね。
鍵コメさんがおっしゃるように何かの巡り合わせなのかもしれませんが
大きなストレスを抱えて自分が壊れてしまうほどは頑張らないでくださいね。

叔母夫婦の最後はある意味理想でもあります。
できることなら私たちも同時に逝きたいねと二人で話しました。
向こうの世界では私の両親も、先日亡くなった叔父もいて
仲の良かった姉妹弟が楽しい時を過ごしていると思います。
だから私もこちらの世界で後悔がないように
日々を大切にそして楽しく過ごしたいと思っています。
鍵コメさんもどうぞ御身大切にお過ごしくださいね。
コメントをありがとうございました。





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