白き誇り
自分には「気品」という言葉ほど
似合わないものはないと思う
どこをどうやってもそんな言葉は出てこない
東京の下町に生まれ
隣の家と自分の家の区別なく
近所の悪ガキとそこらじゅうを駆け回っていた子供のころ
浅草近くの高校だったから
鳥越祭りや三社祭に神田祭、山王祭のお囃子や掛け声にうずうずし
まだ周りが畑だった国分寺の大学では
足元の水溜りが凍っていくのを見ながら
校外でバンドの練習に明け暮れていた
そんな私に
「気品」という言葉のかけらでも入る余地はなく
こんなガサツな人間が出来上がった
もっともこれは環境のせいではなく
私自身の雑で稚拙な性格に起因している
≪ 昨日も書いた気がするけど・・(-_-;) ≫
だから・・・
白いバラに対するあこがれは結構強い
気高く、気品に満ちた白バラを見ていることで
自分にないものを補充しているような気になるからかもしれない
by emiemi0807
| 2013-09-05 12:11
| 花